納め句会は みちびき不動(豊川市)12月23日
心字池鯉悠悠と年忘れ 佐々木千代子
着膨れてみちびき不動一巡す 中尾美智子
数へ日や先ず山門の鐘を打つ 中内まつ江
極月の大空祓ふ五色旗 彦坂 艶子
弁天の石の祠や冬の闇 河合 澄子
歳晩や杖を恃みの行者徑 佐藤 英子
歳晩の風を絡ませ吹き流し 林 春美
句境とは目処さえつかず年の暮 森下 全秀
膝を病み冬帝来ると恐れけり 川合 史浩
毎月の例会、休まず吟行にでかける。
苦情も嘆息も聞くことはない。。春夏秋冬吟行はつづく。
いずれ健康その他の理由で、休まれるひと、脱落するひとが
現れるのは、だれにも止めることができない。
そうして、つぎに続くひちがひとりでもくわわば
句会は消えることなく、また吟行も行うことができる。