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2006年 05月 30日
今日で4日目、ご町内から市の中心部を歩いています もちろん健康志向から。 時間はまちまち、豊橋市は「ゴミゼロの発祥地」と市の当事者は少々自慢げに見えます まず眼につく光景は空家と空き地、空き地はとくに旧市街に顕著であります こんな現実を見ていると ゴミの発生源である、人間の生活空間がじょじょに減っていけば ゴミもまた自然減を示し、当初の目標を実現するのに大きなファクターとなるのでは。 これは別に皮肉ではありません。 いま水田は、田植えが真っ盛り、半世紀まえ牛川町は農繁期には正太寺に託児所を開き 非農家の婦人が無報酬で農家の乳幼児の世話を引き受けていました。超農繁期には、 小学校も休校です。またこの時期は養蚕を兼業の農家は、まさに夜も徹夜の繁忙ぶり。 だったのですが、数日まえ兼業農家のおばあさんに会うと、全然暇そうです。米作は10アールに減らし、葡萄も半減、米は委託生産でうっかりすると足がでる、と。もうそれもあと数年のあいだの話、息子から孫の代に替われば、農業はお終いと淋しそうです。 豊橋市は市制100年、市役所ではみんな「いきいき」しています。 かつて魚町、本町と呼ばれた市民生活の台所でした、いまは「シャッター街」に変りました。 人通りの絶えた商店街に「スローフードなんとか」の旗がしょんぼり。 それでも「やさしく、こころ豊で、よく働き、マナーを守り」まだありますが、最後は「教養を高め文化の町に」というのがあります。 その昔、「衣食足って礼節を知る」と言われました。時代が変わってもこの言葉は真理 そう遠くない未来に、広々とした水田に早苗が微風にそよいでいる、なんて風景は、牛川町の中から消えているかもしれない。「突き抜けよ 欅一木 五月晴」
by yakushi-ji
| 2006-05-30 17:14
| お耳をちょっと
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